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大衆良心
正義とは言わない、せめて良心が大衆の中に共有されていないと社会は破滅の道を小走りに行くことになる。今の韓国がそのキルを歩いているように思えてならない。日本も偉そうに言えない、独裁性を強めている政権、その時の政権の方に媚びを売って保身に走るマスコミ、ジャーナリスト、野党みんな風見鶏の如く見事に同じ方向を向いている。
新聞などは本来政権ににらまれてもわが社はこうだと言うポリシーを持っていなければならない。同業他社が政権になびいてもわが社だけはこうだと独自性を打ち出さなければならないのに、今の日本は見事に右へなれだ。テレビ局などは報道をしない自由が有るとテレビで公然といい放ち、自分たちや政府に不利なことは言わない。下手をすると虚偽に近いことを御用キャスターに言わせるようなことまでしている。新聞社は部数が減ったと嘆くけど、ネットの発達によって読者がとられたなどと自己分析をしているけどなにをかいわんやだ。新聞が真実を言わなくなったのを大衆が感づいて新聞離れして来たことを過小評価している。大衆は馬鹿だけれどもそこまで馬鹿ではない。肌でおかしな事を言っていると理解する。それが可笑しいことだと知っていてもポジショントークで政府を応援する人は確かにいるだろう。でも新聞やテレビのマスコミがそれをするといけない。そのものの存在価値が無くなるだろう。
今の韓国を見ていると、韓国ドラマに出てくる恨の繰り返しだ。体制が変わると今まで自分を強いたげてきた過去の権力者や組織を徹底的に痛め付ける。容赦なくそこには社会的ルールや正義は関係ない。むしろそれを言うと言ったものまでやられる。だから今の権力者には逆らわない。尻尾を振ったものだけが餌を貰える、生きるため家族を食わしていくためには綺麗なことは言っていられない。
どうあがいても権力のおこぼれを貰えない層は黙って社会が変化するのを待たなければならない。正に恨五百年である。ちょっとでも権力に近付けるもの達は必死で媚びをふる。正に自分達が作っているドラマそのままだ。それを個人の力では糺すのは無理でも大衆の力でいい方向に向けなければ国際的客観的に見て非常に不味い方向行くとしか思えないのを少しでも阻止するのに大衆良心を使うべきだ。他所の国だから放っといてもいいようなものだが、如何せんかの国の権力者は国内の批判を誤魔化すために反日を利用する。
そりゃ利用するなり何でもすればいいだろうけど、やられた方はいい気がしない。なにが一番いけないかと言うと、政権の内部に適材適所の人材を置かずイデオロギーだけで専門家ではなく素人を置くことの弊害を出すことだ。自分のイエスマンを適材適所に配置するといずれ恐ろしい事が起こるだろう。いまの海軍の問題や徴用工問題などまさにその悪影響が出た形だ。物事のルール、おとしどころを知らない過激な半素人が交渉すると片寄った方にしか行けない。要は肝硬変みたいに頭が頭硬変になっている。今はそれは誤解だとされているレミングの集団自殺のように東海に向かって走っているようにしか見えない。
またこの頭が北の方を向いているから余計に始末に悪い。今はどの国も偉そうな事が言えないくらい自国本位の目が台頭して来ている。第一次大戦後のヒットラーのような人物が世界の何処かに出てくるのもそう遠くは無いだろう。韓国も北に呑み込まれるような事があると大衆は不幸になる確率のほうが高くなる。今の南は北の核を宛にしている嫌いも感じられる。
アメリカにしたって気を付けて見ていないとどこへ行くか定かでない。大統領になるまではロシアの方を向いてビジネスをしていた人物がその国の大統領を勤めているのだから、何が起こっても可笑しくない。自己保身の為には何でも利用しそうで怖いところが有る。アメリカの自由主義なんて各国のはみ出しものの寄せ集めが国の始まりなのだから、そんなに有り難がる物でもない。そこそこに置いておくべきだ。アメリカにはアメリカの、ロシアにはロシアの事情があると言って憚らない連中ばかりなのだから日本ももっと強かにならないと行けない。今の政府のようなおべんちゃら外交では馬鹿にされるのが落ちだ。
ロシアの日本に対する外交の仕方を米国紙が書いている。ロシアは日本との領土問題を利用して日露間が敢えて不仲に成ることを政治的に使っているとしか思えないと評論している。確かにそれが正しいと思う。ロシアは性善的に見て付き合っていい国とはいえとても思えない。北方領土を取られた経緯だって国際的法に乗っ取ってもかなりイレギュラーな方法だ。つまり違法だ。そんな国と交渉するのに正論を以てしても上手く行かないのは火を見るより明らかだ。
前の大戦で負けた方は悲惨な目にあっている。それは戦後まだ続いている。だから戦争は勝たなくてはいけない。戦争に直接的加担していなかった占領されてただけの東欧なんて勝手に赤のレッテルを貼られそこからの独立後も民族同士の争いに苦しんでいる。それは嘗ての各植民地国も同じだ。それぞれ問題を抱えている。大戦中、大戦後もひどい目に有ったユダヤ系国家のイスラエルなどは対アラブには絶対手を抜かない。徹底的にイラン系を痛め付けている。アメリカの助けを借りて。
このように世界が混沌としていくなかで日本はもっと、軍事的にも経済的にもしっかりしていかなければならない。このままでは無事に行けないのは明らかだから。
ダブル メモリー
俺とトランプの記憶がdoubleってる
なんてほとんど無いだろう
あいつがミサイルを射ったこと位
それでも俺は生きている
糞みたいな記憶を積み重ね
道をいく人の記憶を殆ど知らない
昨日の晩何を食ったか誰と寝たか
世界中の奴等が俺のことを知らなくても
平気で生きている
俺はスマホから滴り落ちる濁った
水滴のような情報を渇望する喉で
飲みとるだけ
砂漠に現れたイエスのように
通り過ぎていく
強烈な記憶のデータベースに
繋がっていない俺は何のbibleも無く
さ迷う 付与された困難な条件を
小さな手のひらの上で演算処理するだけ
それが曖昧な記憶として集積されていく
それも良いだろう自分で仕出かした道だから
神のピンセットでピックアップされて
今更恩を売られても俺の天の邪鬼が目を覚ます
今見えている地平に向かって歩いて行こう
俺の記憶だけを頼りに
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