棘上筋腱板断裂

ブログ

Contents

左肩の痛み

九月中旬、朝起きると左肩の鎖骨の辺りが痛い。左手を上手く使えないからベッドから起き上がるのも一苦労だった。思い当たるのはゴルフの練習、五十年間続けたスイングに行き詰まりを感じてスイングを変えたのが三日前のこと。いわゆるシャロウに変えた。

それがいけなかったみたい。左肩と言うか、左脇を閉めてシャロウにクラブヘッドを下す練習を繰り返していた。すると、飛距離も球筋も向上してきた。うれしさの余り練習しすぎたのであろう、それが今の結果であろう。

左肩が痛いと言うのは、私に余り良くない印象しかなかった。と言うのも左肩にはいろんな神経が通っていて、いろんな部位の痛みが交錯すると聞いていたから。実際私の知人がゴルフで旅行に行っていて、初日の晩に左肩が痛いとなったが翌日の朝には痛みが無くなっていたからゴルフに行ったそうです。そして何ホールか過ぎてティショットをしてティグラウンドを下りようとしたとき倒れて、そのまま還らぬ人となりました。どうも大動脈解離だったようだ。

私の場合暫く様子を見てたが痛みは引かないがどうも心臓系では無さそうだと感じていました。でも左腕を上げにくかったです。いわゆるしゃくり上げるようにすると上がるのですが、とても違和感が有りました。

診察

そこで掛かり付けのクリニックに行くことにしました。そこはとても流行っていてリハビリテーションセンターも併設されています。まずレントゲンを取られ、リハビリの先生に状態を診てもらいました。

診るなり直ぐに、これは「MRI取った方がええで」と言われました。「まず間違いなく腱が切れている」「先生と相談しといで」と言われ診察に戻りました。そしてクリニックの先生もその方が良いなと言われ、そこにはMRIの機械が無いので、その後地域の大きめの病院にMRIの予約を取ってもらい痛み止の薬と湿布を貰って帰りました。

 

 

家に帰って痛み止を飲んで湿布を貼ってしばらくすると痛みが取れてきた。でも夜になって寝ようとしてベッドに入ると、ズキズキと重だるいかんじがした。なかなか寝れない。後で分かったけどいわゆる夜間痛と言うやつだった。

昼間は痛みもそれほどでもないので、右手一本で素振りをしていた。やはり思うようにはいかない。左手は動かないようにして振った。

腱が完全に断裂していると腕を上げようとしても、初動の部分で全く動かないらしい。棘上筋と言うのは、肩の関節部を四本のインナーマッスルで支えて上腕骨を肩の窩(あな)に引っ張り張り付けている感じらしい。だから腕を上げようとして肩をしゃくり上げると他の外部筋によって上げれるらしいけど、とてもぎこちない動きになるらしい。

MRI検査

二三日してMRI の予約日が来た。午前中の検査だった。自転車に乗って病院まで走った。左腕は力が入らないから慎重に走った。

MRI は一回頭部の検査で受けたことが有ったので段取りよく進めた。三十分位ご-ご-と言う騒音の中で辛抱した。左肩を下にして固定したままじっとしていなくてはならないので、かなりしんどかった。データーの入ったCDを貰って帰った。

棘上筋腱板はきょくじょうきんけんばんと読み,腱つまり筋が板の様に広がり上腕骨にへばり付くことから腱板と言うらしい。一度切れるともう引っ付かないそうです。私の場合部分断裂であって切れた部分はもとに戻らないらしいです。完全に断裂した場合手術をして骨に縫い付けるそうです。完治まで一年くらいかかるそうです。私の場合でもそうとう掛かるらしい。リハビリで周りの筋肉を鍛えていくしかないようです。長丁場になりそうです。

五十年間やってきたスイングを変えたことにより肩を痛めてしまったことはしかたのないことです。七十五歳になっても上をめざしていくことに躊躇いはありません。

リハビリ

今は週に最低二回リハビリに通っています。することと言えば左肩に電気を当てて後は簡単なマッサージをしてもらうだけです。一度だけ練習にいきました。右手一本で打つだけです。面白くも何んともありませんでした。

タイトルとURLをコピーしました