薄皮まんじゅう 倒産

作詞

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何故 倒産する

倒産するってどう言うこと。こんな曖昧な言葉はありません。ほかに類似する言葉に破産とか有ります。個人なら生活が出来ないから、弁護士にお金を払って自己破産なんて手も在りますでしょう。

法人なら放っておけばいいんです。と言っても社会的責任が有りますからそうはいきません。良く倒産情報とか有りますよね。大手のデータ会社がやってるやつです。あれを見るとこの会社はこうこうで売り上げが上がらず、借金の負担がばかにならなくって民事再生法を申請しました。或いは債権者から破産訴訟を申請されました。会社更正法を申請しました。自己破産を申し立てました。特別清算を申請しました。と素人では何がなんだか分かりません。

その後、負債総額はこのくらいになります。原因はこうこうでとか情報は出ますが、肝心なことは分かりません。要は事業の血である金が回らなくなり事業が継続することが出来なくなるからです。その形は千差万別です、手形不渡りで銀行取り引き停止でもすぐには倒れません。誰か他の人が金を出してくれたら、やっていけます。まず出す人はいないでしょうけど。

だから倒れ方も、金の後始末によります。綺麗に財産を売って弁償しフラットにして去るなら誰も文句言いません。中にはまけてくれる人もいます。公的金融庁機関ならもう財産が無いなら仕方がないねと言って諦めてくれます。そうは行かないのが民間金融機関つまり銀行です。けつの毛まで抜きに来ます。

昨日まで社長どうですか、商売うまく行ってますか。と言っていた支店長が、何返されへん。おっさん何してたんや。とけつをまくって来ます。典型的な手のひら返しです。

それと町金と個人から借りてはいけません。実際知っている兄ちゃんはマンションの部屋で首をくくりました。個人からの借金は家族も絡んできますから、言いようがありません。後味が悪いです。

結局誰が悪いかと言えば、自分なんです。一端の経営者や言うて大きな顔して、飲み屋のお姉ちゃんに無駄金を使ったり、見通しも無いのに運転資金借りて事業をしてみたり、そりゃすぐ金が詰まります。自分の甘い経営が破綻を呼ぶのです。

売り上げが上がらないこと、見通しが甘いこと全て自分が悪いんですけど、そこに来て部下に恵まれなかったら悲惨なことになります。

私のケースですが、売り上げ三億円位の建て売りの不動産屋をやっていたのですが、全てが甘かったのですぐ倒れました。まず経費が掛かり過ぎて売り上げの回収が遅い、典型的な倒れるパターンです。もうひとつ致命的な事が有ります。人を疑うのがいやなことです。部下と揉めるのが恐いのです。

不動産なんて間に入って抜こうとしたらいくらでも抜けます。例えばうちの社員と下請けの工務店が結託して建築費坪単価四十万円で出来るのに、四十五万円かかりますと言って五万円抜くとのべ床面積三十坪として百五十万円抜けます。工務店の社長とうちの番頭が半分ずつでも七十五万円になります。

そこへ仲介の業者が客を紹介してきて手数料これだけ呉れたら売ってきます言われたら、分かったとなります。それもうちの社員と結託してたら百万円位すぐ抜けます。合わせて二百五十万円です。家一軒分の利益です。それはお前が甘いんやと言われますがそうなんです。表だって喧嘩するのが嫌だったんですね。それやったらもっと仕事を増やして売り上げを伸ばしたら良いと思って頑張ったんですけど、世間そんなに甘くないです。

私は元から商売に向いていなかったんですね。そんな悪いやつは居ないと言う思いが先にたち、多分騙され続けてきたのでしょう。結局負債総額十億円は家屋敷を売り払い銀行と個人から借りた分は返済し、公的機関からの借り入れは棒引きにしてもらいました。もう時効ですけど金額は言えません。相当の額です。

十年経って今は細々とブログを書いてます。アフィリエイトにもなりません。そりゃならんやろお前見たいに甘いや奴がと言われそうですが、反論は出来ません。今でも疑うのが嫌です。もうひとつ銀行は利息とあわよくば代表取締役の保証人の財産を手にいれることしか頭に有りません。共に歩もうなんて眉唾ものです。誰かクリックして。

離婚も同じです。形は色々合っても、財産、慰謝料子供のことをちゃんとして役所に書類を届けるまでは、別居してても離婚出来たと言えません。くれぐれもフライングしないように。

薄皮まんじゅう

作詞 つばめのす

私の好物生春巻き パクチーがあれば
他に何も要らない
中が透いて色っぽい

私の嫌いな饅頭 薄皮まんじゅう
今日も食べなと持ってくる
嫌いなもの持ってこないでと
口に頬張る

私の好物みんな中が見える
透き通るような白い肌
中が透いて 私も好いて

幸せも薄皮まんじゅう
良く見ないと見えません
口にしてお茶を飲めば
ほんのりと香って来ます 幸福饅頭

 

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