東京行き物語

作詞

全国発東京行き物語待ってます。
私の息子は、専門学校を卒業するとポケットに三万持って夜行バスに乗って東京へ行きました。宿は友達の部屋に転がり込んだ見たいです。

次に帰って来た時は、量販店に正規で勤め嫁となる女性を連れて来ました。その話を聞いて嬉しさと共に寒気がしました。私ならとてもやり遂げれなかったでしょう。何も持たずにあの大東京にとても挑めません。

全国にはそうした、息子さんや娘さんが大勢いらっしゃるのでしょう。心配しても仕方ないのですが東京へ行くのは、憧れもあるし恐れも有ります。それなのにどうしてそんなに若者を引き付けるのか、東京と言う場所が引き付けるのか、大勢の人が人が集まっているからなのか。

確かに人が多いと言うと、仕事もたくさん有るし情報も容易く手にはいるのでしょう。その分物価も高いし家賃だって、同じロケーションなら関西の倍以上する見たいです。

それでも行こうとするのは、何か見えない魅力があるのでしょうね。私も若かったら明確な目的を持って行きたいですね。今からは遅すぎます、もう七十を越えてますから

 

東京行き物語    作詞つばめのす

 

JR大阪駅バスターミナル 深夜22時40分
ベンチに座って バスを待つ
震える心を抑えて
明日の朝は 東京駅日本橋口

那覇空港出発ロビー 午前10時30分
三線抱え 今日の夜 港区でライブ
小さな居酒屋 心が行きたがらない

出雲空港JALカウンター
羽田空港行きのチェックイン
長かった遠距離恋愛も 今日で終わり
もう週末に帰ってこなくてもいい

父島二見港 三月吉日
新卒の子らを乗せたフェリーが
汽笛を鳴らして1000キロの船出
どこまでも付いてくる見送りの
無数のクルーザー
ウェザーステーション展望台から
見送る父母たち
若者たちに 栄光あれ

 

この作品の著作権は作詞者に帰属します

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