連邦ビル 富のちらつき

作詞

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連邦ビル

私が想像する連邦と言えばUSA、FBIフェデラル ビューロウ オブ インベスティゲイションつまり連邦捜査局だった。でも今は私の愛するPixabayで連邦を捜査するとアラブ首長国連邦のドバイのビル群、あるいはロシア連邦のしょうむないビルがアップしてくる。アメリカ負けてるやんと言いたくなる位揺らいできたトランプアメリカ。

とは言え、それこそ腐ってもアメリカ底力の凄さは言うまでもない、tubeの再生回数何かやっぱり全米の応援が無ければ何十億なんて夢の又夢の彼方、日本のミュージシャンもダンサーもあの辺を目指してやってもらいたい。

ミュージックビデオなんか見てても、世界で見られてるダンスなんていわゆる切れやスピードだけじや無いんだ。むしろもっと人間臭く野暮ったい動きも沢山あるし、わざとしているとも思える。もっと内面の苦しみや社会の苦悩を反映した表現が多いように思う。

表現の仕方を勘違いしているようなところが感じられる。もともといも臭いんだからそれを逆手に取ってアイデアで仕返しした方がいいように思う。江南スタイルのあの下半身のけったいな動き、ピコ太郎の何でもないアクション、ボルダリングの指に掛かるような小さな切っ掛けさえ有れば世界にひっかかる。二十四億のPVも夢ではない。東京を目指すのではなく地方から直接世界へ

アメリカ人は世界から借財しまくって、贅沢しほうだいなんだから、世界一暇なんだから彼らの指に引っ掛かるtubeを揚げて富を築いて下さい。日本一を目指すのではなく、全米一、世界一を目指せ。日本の東京のスタンダードは役人が考えた陳腐なスタンダードそんなのに囚われてはいけません。

せっかくネットで世界と繋がっているんだから、行かなくっちゃ行けるんだ。学校なんか行かなくても世界を見に行け、日本じゃおんなじことしか教えてくれない。どこにいても苦しみは同じく来るんだからもっと広いところで味わって下さい苦しみを。

想像力を絶する白黒の差別、宗教の差別、教育の差別どこにでも有るだろう。問題はそれをどうするか、何処で処理するか、自分の好きな所でやればいい言っておくが今更東京だけでいいやと思わないで、何処でもいいんだからむしろ地方の方がやり易いかも知れない。

この頃芸人やタレントがやたらに海外留学を言い出しているが、彼らにしてもこのまま日本にいても変わらないし、テレビ局の顔色を見てても面白味も変わり身もないと直感しているんだなと思う。良いことだから是非行ってください。経済的にも余裕が有りそうだからなおいいと思う。

私の友人の娘さんが半年親父の会社でアルバイトして、半年は大好きなニューヨークに行くんだとか、そんな生活をもう何年も続けておられる。お母さまが大変です、毎月六十万円位仕送りしてますとおっしゃってました。でも良いじゃ無いですか。どうにもならないとかではなくて、とりあえず向こうで生活することに意味があると思います。

私ももう四十年若ければ飛び出したいです。多分飛び出してもどうにもならない確率の方が多大でしょう。それでも這い出さなければ生きる道も狭くなります。富がちらつくなら確かめに行くべきです。砂漠の果てでも何かがちらついています。

貧富の差は嫌だけど、一方で成功への憧れは誰にも強烈に有る。そのジレンマの中で欲望の種火はちらつき刈り取るものに取っては格好の目印となる。綿花を黒人に収穫させ運良く石油が出ると又大儲け富のサイクルが出来上がっていく。

各州都のビルから見る光景は素晴らしい。出来上がったシステムは合衆国の礎となり又軍事力も造り上げていく。古くは宗教をバックにヨーロッパの連中が大儲けをし、今は黒船ならぬ空母打撃群でチームを組み世界を巡業する。その上がりが少ないからトランプは起こっている。次はどんな切り札を切ってくることやら。

連邦の力も及ばない

かって 産業の米と言われたシリコンウェハーに載ったICチップ、本当のお菓子のウェハースのようにシリコンバレーに甘味をもたらす。素材のウェハーを作っているのが日本だったのにだんだん韓国などに迫ってこられている。

上に載せる集積回路はアメリカの物、抜ける付加価値がどんどん薄くなっていく。ましてやソフトに関しては手も足も出ない。これは教育の間違いとしか説明がつかない。せめて日本の若者がもっと簡単に海外に出れるシステムを作らないといけない、経済的なことも含めて。国内の法人に内部留保を幾ら溜め込んでも富の再生は起こらない。

 

連邦ビル 富のちらつき

作詞 つばめのす

連邦ビルから見渡せば
夜空に交わる地平線まで
富を産み出す漆黒の小麦畑に
無数の灯りが瞬きちらつく

種を蒔いた者は後は収穫するだけ
目に入る輝きは全て手に入る
見られるもの達はブルースを聞きながら
眠りにつくだけ

片寄った光の流れに気づかぬまま
夜は明けてていく
あくまで平等の振りをした太陽が
平原を照らしていく

富者達は偏光したグラスを掛け
巧みにその流れを選り分けていく
強烈な差別を南部の太陽に隠し
バスは砂漠を行く

また夜がやって来る
サングラスを外しワイングラスに
ちらつく夜景を映し 心行くまで
ミュージックを堪能する

 

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