MEIHAN EXPRESSWAY

作詞

MEIHN EXPRESSWAY 和名を名阪国道と言う。名古屋と大阪を結ぶ道と言えば、国道1号線或いは名神高速道路位だった。そこで亀山と名古屋を結ぶ東名阪と、大阪と天理を結ぶ西名阪を繋ぐべく一般の自動車国道を作りました。国道25号線が陰に日向に寄り添ってます。通行料金は無料です。

ルートと言えば、本能寺の変で信長が殺され当時信長の招きで堺見物をしていた家康が、俺も光秀に殺されると青い顔に成った時、茶屋四郎次郎に勧められて逃げたとされる所謂伊賀越えの道です。だから当時獣さえ通らない道を命からがら国へ帰ったと言います。

昔は関西から東京に行くには名神高速道路を通って行くしか無かった。家康が三河に行くために使った海路は、今は伊勢湾岸自動車道で繋がってますので、四日市から豊田駿府を抜け江戸まで続いてます。ナビで調べると名神高速道路回りより、時間料金共にこちらの方がいい数字が出るようです。

ちなみに東京に行く時どちらで行くか迷ったんですが、結局名阪国道回りにしました。ところが鈴鹿を過ぎて四日市辺りのパーキングエリアで休憩したとき、同行の孫がもう一度土産物を見たいと言い出した。ので時間を取り、いざバックで駐車スペースから出ようとしたら、若い女性の運転する車がもうすぐ後に、私の車が出たら入ろうとして待機してたんですね。それに気付かずバックで逆追突してしまいました。その時やっぱり迷ってはいけないんだなと思いました。

その時二重の迷いに囚われてたのです。駐車スペースからバックで出るときどちらにも頭を振ることが出来たのに、右の通路が混んでそうに思えたので思いきってハンドルを左に切って深くバックして来た方へ逃げようとしたのですが、時既に遅し女の子の車にぶつかりました。

やっぱり迷うときは何か有るんですね。その右を見たとき道が揺らめいて見えたんです、だから嫌な気がして反対の道を行ったのに。その後の東京行きの道中の暗いこと、保険会社に電話したり大変でした。

迷うことも大事な時もあるでしょう。でも殆どは最初決めたままに行く方がいい気がします。特に女と別れた時は真っ直ぐ前を向いて行きましょう。

 

MEIHAN  EXPRESSWAY

作詞 つばめのす

雨に煙るエキスプレスウェイ
一台のグランツーリスモが走り抜ける
男の意識は 目を前に向けたまま
深く堕ちていく

天理の坂を駆け上がり
家康の命を救い 芭蕉も旅立った
伊賀上野の町を左に見て
柘植を走り抜ける

鈴鹿のトンネルに差し掛かる頃
一台の真っ赤なスポーツカーを追い抜く
男ははっとした 横顔が
愛した女に酷似していた

ブレーキを踏む間もなく 通り過ぎる
男は迷う 減速するか このまま行くか
ちょっと躊躇した後 アクセルを踏み込んだ
車は加速していく 過去を置き去りにして

 

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