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子守唄
子守唄と聞くと、私は母に歌って貰った記憶は無くそれよりも年端もいかない幼子が、乳飲み子を背負って歌う姿が思い浮かぶ。自分がまだ母から聞きたい年頃なのに乳飲み子を背負って子守唄わなければいけない境遇の少女を思い浮かべてしまいます。
生まれながらにして食い扶持を探さなければいけない人生。三食専属シェフが頭を悩ませてメニューを考えて作ってくれる人生。その差は何なんでしょう。そりゃあ、赤貧から努力して成功した人もいるでしょう。でもほとんどの人は生まれた時に人生の殆どが決まります。それ程大きな誤差は出ません。
売春カーストに生まれ目は死んでいるけど生きていくインドの女性、売春宿で男の性癖に合わせて太るために牛用のステロイドを飲まされる十代の少女、あるいはそれに頼って常習となったバングラデシュの女達。それでも生きているという点では幸せな方か。それらを見ても平気な神経か横目に見て知らん振りする狡さがないと生きていけない現世。
そんな女達も子供の頃は母親に子守唄を歌ってもらったのだろうか。また自分も我が子に子守唄を歌ってやる機会が来るのだろうか 。
宗教や階級制度に翻弄される女達、その中で一部の特権層が栄華を極める歪な中央少アジア、貧困に喘ぐアフリカ地帯、一部の共産圏がもたらす非人権ドラマ、目を覆うばかりである。
生きるのが辛くても自死を選ぶ遺伝子は用意されていない。生きるしかない悲惨な人生の群れ。生まれる場所生まれる時代によって強制される運命のむごさ。脳内麻薬によって緩和していくしかない。生きる目的も意味も示されずにただ漠然と生きて行けと言われる如きの人生。意味も目的地も分からずに歩いている。果たして生きていくに意味があるんだろうか。それも分からずにただ生きるためだけのアイテムとして牛用のステロイドを選ばなければいけない人生、それは何であろう。余りの疑問の大きさに愕然とするばかりである。
生きていくといくことは良いことだ、素晴らしいと誰が決めているのだろう。どこで運用されているルールだろう。生きることが辛いことしかない人たちもたくさんいる。それでも意義があるから生きなさいと言う根拠は何ですか。それを明らかに提示もせず神が仰っているからとか取り敢えず信じなさいとか意味の分からない説得力のない勧誘みたいなものばかりです。疑問の中に生まれ疑問のまま死んでいく人生だってたくさん有るだろう。偶然だけで素晴らしいと思う人生を送る人だっているだろう。でも全員がそうなるとは限らないし、そうなりたくないへそ曲がりだっているだろう。人生に価値や意味を求めても仕方がないことでしょう。生まれてきた意味さえも教えてもらえずそれが人生だから辛抱しなさい。上を見ても仕方がないから下を見なさい。今日より明日が良いとか訳の分からない理屈ばかり並べられて現実は日々厳しくなっていくばかりだ。
この現生は生きていく意味や価値があるのだろうか。それともさっさと見切りを付けておさらばするのがいいのか。生まれながらに生きる方向にベクトルを設定された人生、それでいいのかとも思わない人が殆どの世界。生きていればいいこともあると言う訳の分からない護摩符をはられ、とりあえず信じなさいと洗礼され導かれる。その先に何が有るの。深い暗い穴に落ちても自己責任で、信じたあなたがわるいとなる。それならば、何を信じようと何を考えようと個人の自由でしょう。この地球のタガにはめられ男の慰みだけに生かされるなら、それこ心底自由に生きてやれ誰に文句を云われる筋もない。
考えるだけで、不謹慎だ、不倫だ、不正だなんて言う意見には知らん振りでいい。あなたの頭の中はあなたのテリトリー誰に侵されることなんてない。何もこの世に遠慮するものなんて何一つ無い。この不都合な現実を打破する為にあなたの持っている知識とアイテムで戦い抜いてください、それが牛用のステロイドで有っても。
この世は余りにも理不尽なことが多い。一部の勝利者のために動いてるなんて気色の悪い流れなんていつでも止めてひっくり返してやるとの気構えで生きてください。私は人に信じてくれなんて言いません。一度私が言ったことを試して確認してから行動してください。一度信じるとその通りに引き込まれていきますから気をつけてください。振り込む前にもう一度確認を。
柘植の木の子守唄
作詞 つばめのす
お母さんが柘植の木で作った櫛をくれました
その日から胸に大事に抱きました
人に連れられて 柘植の木が植わったお屋敷に
やって来たのは 七つの時でした
子守奉公にあげられました
一歳の赤子を 背負って唄う
ねんねしなされ 寝た子はかわい
寝ないわたしは かわいくない子
かあさん恋しと 泣きました
柘植の木の咲く頃に
おかあさんが 尋ねてきました
ふたりで食べた さくら餅
いまも胸に 詰まります
早く一緒に 又暮らせるように
ねんねしなされ 寝た子はかわい
ねん子も かわいベベ着せたげる
お母さんが柘植の木で作った櫛をくれました
その日から胸に大事に抱きました
英訳
Lullaby of Boxwood
Lyrics Tubamenosu
Comb made out of Boxwood,
I got from my mother
Have it in my heart,I’ll keep it close to heart
At the age of seven,Taken by people
A house of a boxwood has planted
Sing a lullaby,Baby on my back
Sleep only for a while
Sleeping baby is cute
Not sleeping I am not pretty
I miss my mother ,crying
When the boxwood blooms,My mother came to visit
“Sakura Mochi” Ate with tow people
Still now I get stuck in my chest
As soon as,to live two people
Sleep only for a while
Sleeping baby is so cute
Not sleeping baby too,I will put on cute clothes
Sleep only for a while
Sleeping baby is cute
Not sleeping I am not pretty
I miss my mother ,crying
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