黒板アート

作詞

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恋愛の素敵な消しかた教えます

恋愛って何だろう。出会う、付き合う、別れる、あるいは結婚する。単純に書けばこうなるだろう、一番難しいのは別れるかな。

出会うのって自分の生活圏でしか出会えないのが基本でしょう。極たまにSNSでフィンランドの人と出会ったなんて聞いたことがありますけど、まず基本は身近な所でしか会えないと思う。

フィンランドの人とは、お互いにネイティブでない英語で話さ無ければ成らないでしょうに、そして例え趣味の漫画のことで知り合っても、話題はしれているでしょう。それでもどちらかが会いに来るなんて、縁としか言えないでしょう。

付き合うのはまだ簡単な方でしょう、お互い気に入って付き合いに入るのだから、身分相応ならそんなに難しいことではないとおもう。性格やセックスのことで悩むことはあっても、お互いが気に入ってれば乗り越えていけることの方が多いと思う。

いよいよ別れです。別れっていつも突然やって来ますね。あんまりだらだら来たなんて無いと思います。

卵の殻が何かに当たってヒビが行く。二人の中から殻にヒビをいかせる何かが発生する。一番嫌なのが相手の心変わりだね。これを遣られると人間不信にまで陥る。大抵好きな人が出来た、浮気したのパターンで修羅場になる。これを食らうと最低一年間位立ち直れない。胃に穴が空きそうになる、或いは心が膀胱炎に掛かったようにしくしく痛く、いつまでもスッキリしない。医者に行っても処方箋すら呉れない。

こんなに別れの事ならいくらでも掛ける、そりゃみんな一番身に沁みてるんだものね。

どっちにしたって恋愛って二人にしか見えないんだから、映画を観たって観客は二人しかいない、たまには三人の方もおられるでしょうけど、基本は二人です。授業を受けたって生徒は二人です、先生だって居ません。

だから黒板に書かれた文字や絵は、自分たちで消さなくてはいけません。後からやって来る他人や本人の新生活のためにも綺麗にして下さい。そこに黒板消しが有るでしょ、自分で消すか、相手が消すか、それとも二人で消すか決めてください。黒板消し当番なんて居ないんだから、いても人のことなんか知らんでしょう。

でも本当に恋愛で楽しいのは別れなんだからね。ある程度自分でプロデュースも出来て、色も音楽も付けれるし、再構築さえしようと思えば出来ます。大抵三年も付き合えば飽きてくるでしょ。新しい彼氏も欲しくなるでしょ。それに女性の場合が大きいんですが、適齢期が自分ではなく周りのプレッシャーがきつくなってきます。大人になればなるほど二人の考えではいけなくなります。そりゃ若ければ若いと言うだけで問題もありますが、年が行くほど難しくなります。

いつでも相談に来てください。人の恋愛相談ほど退屈で気楽な物は無いですから。

今日この頃是非とも気を付けてください。彼をストーカーにさせないように、彼女を変質者にさせないためにも、粋で素敵な恋愛ブレイカーに成ってください。それはあなた自身のためですから、決して涙で濡れた雑巾で消さないでください、黒板消しでどうぞ。

 

黒板アート

作詞 つばめのす

黒板アートは 消さなくてはいけない
次の授業が始まるまでに

黒板アートは愛 二人にしか見えない
どんなに綺麗に書けても
自分達で消さなくてはいけない

消す前に 目に焼き付けて
心に刻み込んで 黒板消しで
あなたが消すの 私が消すの
一番辛いのは二人で消すこと

あなたが消すならあなたを恨める
私が消すなら 私を悪者にして
二人で撮った動画も 自撮りも
メモリーに残せるけど

愛は 消さなくてはいけないの
次の恋が始まるまでに
でも残るでしょう心に挿したUSBに

 

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