十字路の饅頭

作詞

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十字路の饅頭

女は男次第。男の技量、境遇、性格それらが重なり女を攻めてくる、責めてくる。家庭環境がどうなるかは結婚前に大概わかるものだが、わからないのは姑の性格これが読めない。読めなくても普通に最悪なものだそうだ。

内なんか良く辛抱してくれた。同居お三度小姑の里帰り、三重苦に明け暮れそれが子供に出たのか三人とも不登校、私がいないときに母親が孫をいらいにくる。嫁もきつく言えないからいい気になっていらう。子供の顔にチックが出るときもあった。何が面白くてそんなことするのか分からないから、私と母親はしょっちゅう喧嘩してた。

同居してない人には決してわからない細かな機微、そのぐらい我慢したらええねんとか、うちやったらこうするけどなとか気楽な意見ばかり。そりゃ別居しててたまに帰ってきて親孝行の真似事している人には決して分かりません。

人と人なんて一度嵌まったら抜けられない関係なんていくらでもある、本当は回りが気づいて直ぐ引き離してあげるべきなのに、色んな事情で出来ないこともある。24時間圧迫され鬱にさえなる。

そんなときぐらい旦那は唯一の味方になって援護して上げて下さい。そんな親不孝なこと出来ないわ、お父さんお母さんがかわいそう。そんな問題違うねん。即健康に響くし感情まで攻められ病気になってしまう可能性さえある。本当は別居してあげるのが一番やけど、いまだに同居の嫁が立派とか言う人もいらっしゃいます。

人間生活していたら毎日がストレスの原因。その中で毎日檻の中で暮らすような生活は誰にも耐えられないと思う。旦那は働きに外に行くからそれが分かりにくい。両親を見送って十五年になるけど、あの頃休みになったら、どこか遊びに行こうって良く嫁が言ってたのは、今ならわかる少しでも息抜きしたかったんやね。その時は俺もたまのやすみやから家でのんびりしたいと思ってたげと、本当に済まないと今は思う。もっと連れ出してやってればなと反省してます。

女の料簡の狭さは半端や無いからね。男のええ加減な妥協で判断すると偉い目に会う。この頃は殆どが別居中みたいだけど、今度そうなると子育ての時がまた大変になる。親が面倒見てくれるから同居の方が良いと言うハンディを引いても、やっぱり別居で一人で頑張った方がましだと思います。旦那さんはそんな奥さんの目に見えない苦労努力をわかって上げて下さい。

人はなんとでも言います。そんなの気にしてたら体が持ちません。人に頼らず一人で好きにいきるべきです。内の母親が最後に入院中、たまに来る姉に言われたことがあります。隣のベッドに九十の寝た切りのお婆さんがいました。「隣のベッドの奥さんは毎日来るみたい」何気なく言ったのだけど言われた方は堪りません。家から病院まで一時間位掛かり、うちの嫁は車の運転が出来ません。しかも子供と義父の世話をしてからになります。それでもできる限りのことはしていたように私は思います。

世の中の奥さん、そう言う境遇の奥さん頑張って下さい。私は経験上人より、ボンクラな人よりは深く分かります。絶対にいいことも有りますから笑って耐えて行ってください。

十字路の饅頭

作詞 つばめのす

住宅街の小さな十字路
信号も標識もない
そのど真ん中で自転車に跨がったまま
まんじゅうを喰らう女

前後に幼児用シート
近所の良く見かける奥さん
美人でもなく醜女でもない普通の人
お姑さんと同居

家に入ると姑の目がうるさい
家まで十数メートルの所
わたくし納得しました
頑張って下さい お気持ち分かります
うちもそうだったから

 

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