湯の町の女

作詞

北陸は良い温泉町がたくさん有ります。その中でよく行ってたのは、芦原の町まつや千千さん べにやさんでした。

でもべにやさんが今年の五月に、火災にあわれ全焼してしまいました。大変残念です。

ロビーで美味しいコーヒーを頂きながら、女将さんから美しいお庭のことや、定宿になさってた石原裕次郎さんのことをお聞きしたのが良い思い出です。

突然それも急に生きる糧を失うのは、どれ程苦しいか悔しいか分かります。でも新しい道を歩かれ素晴らしい未来を築かれることを信じています。

べにやさんを出て芦原の町を歩くと素晴らしい景色が広がり癒されました。その時美しい女性が居たように感じました。

湯の町の女

作詞 つばめのす

金津を過ぎれば芦原の町よ
千千の星が降る夜空を見上げれば
ジェットのランプが地平の彼方に消えていく
愛しいあの人が乗るのかしら

東尋坊の潮風がここまで匂う広野原
歩けば停車場の前で佇む女が一人
べにやのあの人を待っているのかしら

よしざき牛蒡は美味しいの
人に笑われ行く道は
風に晒され崩れ行く 海に夕陽が沈み
なぜか悲しい尼御前
愛しいあの人はもう越えたかしら

 

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