東京発

作詞

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北方領土

不可侵条約を破って侵略してきたソ連に奪われた樺太、国後、択捉、歯舞諸島、色丹。それも日本が戦闘意思を放棄した後に、一方的に宣戦布告して上陸してきた。ボクシングで言えばTKOを受諾したあといきなりリング外の奴に殴られて持ってるものを奪われた形だ。何の戦争被害も受けていないのに目ぼしいものを奪って行くハイエナのような仕業。しかも今のロシアとソ連は正統な系列なのかもうやむやのままだ。

条約なんて有っても同じ最後は暴力の使い方で決まる。だから正恩はその辺はよく分かっているからどうしても核が欲しい。それも水爆がいい。それとそれを相手国の喉元に撃ち込むICBMがどうしても欲しい。ロシアも中国も正恩にそれをやってもいいのだが、いつかそれを自分たちに向けるかも知れないのでそれは出来ない。

国際的なパワーバランスなんて軍事力で決まる。それは宗教的パワーと絡み合って非常に堅固になっていく。だからアメリカも膨大な運営費を毎日費やして世界的規模の軍事力を維持している。それに対抗してロシア、中国も桁違いな軍事費を消費している。それを無条件に貧困対策に使えばたちどころに地球上から飢えなど無くなるだろう。でもそれは無理だろうな。お互いに疑心暗鬼なんだから。

北方四島に話を戻すと、今日から北方領土とは言ってはいけません。どこかの大統領にうちの首相が脅されていたから。それも情けない話です。共同会見なんて席を蹴ってキャンセルすればいいのにびびって周りを見渡すなんてみっともない。交渉に行ってるのだからブラフの一つも言えなくてどうする。

喧嘩なら勝ち負けが付いてくる。それを避けようが避けられなくても付いてくる。弱音をはいても吐かなくても生きている限り付いてくる。それならばどう生きるかは正に個人の選択範囲、他人に干渉して貰いたくない。問題はその後だ。勝とうが負けようが人生は続くんだからその後の方が大事で価値が有る。

東京は勝負するには格好の所だろう、人も多いし日本語も通じるし日本で唯一お金が回っている。失敗しても殺されもしないだろう。あとは己の精神的にどう対処するかだけだ。敗けを恥と思うな9敗一勝だ。社会的に敗者に冷たかったら自分で温めたらいい。政府も役にも立たない海外餞別を止めて国内の底辺にもっと金をばら蒔けば国内景気なんて明日から上昇する。海外に金を貢いでもいい顔が出来るのは一時だけであとは海外拠点の有る企業だけだろう。そんな金は国内に還元しない。

最低ベースインカムを施行しても財政は悪化なんかしない。徐々によくなっていくだろう。そうすれば国内に人材も集まり移民も必要なくなって行くだろう。資本主義には格差は仕方がないなんて昔の理論で一部の人間が利益を独り占めしようとしている。愚かとししか思えない。みんなが幸せになれば自然と国力も増していく。今は一部の人間が良くなりたいために格差を利用している。

若者も第二の人生の始まりに立っている老人達よ、失敗を恐れるな。何回でも人生をやり直せばいい。それにはあしき古い常識にとらわれるな。まず今の政府の言うのとは信用するな、疑ってかかれ。信用や常識は自分たちで作り出せばいい。創造力の無さが今の日本の国力の低下を導いているのだから。何もグローバルを目指す必要などない。国内できちっと覚醒していけば海外は付いてくる。もう追い越せ追い付けじゃない。海外の眼を国内に向けさせるコンテンツを作っていこう。若者や国民をちびらすような政策しか出来ない政府なら変革も必要だろう。

国が宛にならないなら自分たちでやるしかない。一度や二度の失敗で怯むな牙は剥くために有る。もう隠しても仕方がない、お前たちには大勢の先輩たちが築いた失敗の丘がある、それを乗り越えて行け。次代の旗を打ち立てるのはお前だ。昔は上京して故郷に錦を飾るだったかも知れない。でも今は状況も好みも変わってきている東京を経って捨てて故郷で旗をたなびかせよう。もう新世代は直ぐそこまで来ている。東京発にエール アンド エール 素晴らしい未来を

 

東京発

環八の246の交差点
西へ乗せてのスケッチブック       夕陽に霞む東京インターチェンジ     もう帰ろう お金も無いから

東京駅八重洲口バスターミナル
来た時とは反対側からバスに乗る
成功を夢見て来たけど叶わなかった
そんな自分が悔しくて

新幹線ホーム22番新青森行き
来るときは一人だったけど
腕に娘を抱き締め 側に
妻が立っている 父母に見せたくて

羽田空港18時12分発伊丹行き
524名の夢を乗せ それぞれの愛する人を
護るため飛び立った
久遠の輝きを放ち 今も人々の胸にある
魂よ ミドーの空を見たかったでしょう

夢破れ去る人 夢が叶って凱旋する人
恋が破れ寂しく行く人 愛する人が出来た人
罪を犯し逃げる人 あらゆる人に
素晴らしい未来がありますように
東京発にエール アンド エール

 

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