Contents
空軍基地
インド洋に浮かぶディエゴガルシアと言う島が有る。モルジブの南の果てに浮かぶ天国のような楽園の島。1966年から宗主国であるイギリスがアメリカ合衆国に貸与している。50年の期間でいらないと言う通知が無ければもう20年間と言う約束で、今はその20年間に突入している。見返りとしてイギリスは原爆の購入費に当てたと言う噂がある。アメリカはそこに海軍基地を作り尚且つ4000メートル級の滑走路備え、B-52戦略爆撃機、B-2ステルス爆撃機を駐在させている。先住民を全て理由をこじつけて島外に追いやり絶海に浮かぶ秘密基地を作り上げた。
何故そこまでして必要かと言うと中東アラブ、インド洋沿岸地域にアメリカの威信を示し軍事力で目を光らすのに取って付けの位置にある。現にアフガン紛争の時には、この基地から大挙して爆撃機が出撃した。片道数千㎞でも今は空中給油機で給油すれば何の問題もない。寧ろ敵から反撃を受けないこの距離がベストなのだ。しかも米国軍属しか入域するのが難しいとされている。CIAの対テロリストの秘密刑務所があるともいわれている。
それに比べ東アジアの軍事的要と言われている沖縄なんてアメリカにしたら、そんなに重要ではないとおもわれる。確かに中東アジアで戦争が起これば嘉手納基地から海兵隊などが飛び出していくけど、本来は韓国駐留米軍の中継基地としての役割が大きい。そして半島で有事の時の避難所としての役割もある。いちど嘉手納まで緊急に逃げてきてここからグアムや本国に送り出す。
本来の対中国の基地としては大陸から近すぎる。短距離ミサイルで何万発も撃ち込まれる所に、大事な海兵隊員を何千人も置いときたいわけがない。だから今沖縄の海兵隊をグアムに移駐させようとしている。日本の予算で。彼らが友好国や人道的見地でと言ってるのは、おそらく表向きであって本心はユダヤ的キリスト的なエゴに満ちている。おそらく半島に何か変化がおき米軍が撤退したら沖縄からも軍人がいなくなる。そう覚悟している方がよさそうだ。
尖閣に中国が攻めてきたらアメリカは日本の側に立つと今は言っているが、必ず中国と何かの取引をする。中国は尖閣はお前にやるから台湾と南シナ海は手をだすなと言ってくるだろうし、当然今の韓国はどちらに転ぶかもしれないからアメリカは半信半疑であろう。普天間飛行場を辺野古に移設する工事を進めていますが、これとてアジア情勢が変化すると一変するだろう。沖縄は時代の激流に翻弄されてきた。もうこの辺で一服させてあげるべきだ。余りにも酷い。
アメリカも本音で言えば,ホットスポットの側に固定の飛行場を置きたくないだろう。横須賀を母港にしているロナルド・レーガンの艦載機の寄港中の置き場所として厚木基地から岩国基地に変更した。もう一つ寄港地として佐世保を設定したいのだが寄港中の艦載機の置き場がない。だからアメリカにせっつかれて防衛省は馬毛島を高値で買おうとしている。広い太平洋をレーガン一艘では心許ないのであろう。空母が寄港中は陸上空母離着陸訓練を頻繫に行う必要がある。特に夜間着陸訓練は必修である。150メートル程のランディングスペースにタッチしてフックをワイヤーに引っ掛けて止まると言う練度の高いスキルが求められる。これに馬毛島はピッタリはまる。
トランプを見ていると、彼の考えている事はアメリカにミサイルが飛んでこなければ少々のことはかまわないということに尽きる。あとの気がかりはイスラエルのこと、メキシコの難民、それくらいかな。ロシアのウクライナ進行問題は余りつつきたくないと思っている。深く追及すると自分に火の粉が降りかかって来るから。それに関連してNATOにも関心がない。アメリカファーストの薄ぺっらいところが見え隠れする。日本人は西洋の標準を有り難がるけど一皮剥けば正義でも何でもない彼らのエゴが溢れている。日本人は物事を性善説で捉えすぎる嫌いがある。改めていきたい。
基地の街として生きてきた沖縄、観光で生きるには夏の季節だけでは物足りない。全シーズンを通して客を呼べるようにしないといけない。テーマパークを作ると言う話もあったけどそうは上手くいかないだろう。人には表と影がある、町にも明るい面と暗い面が存在する。それも含めての魅力なのだから冬の避寒地としてのしっとりとした沖縄を楽しんでもらえるよう頑張って欲しい。今のままでは勿体ない。冬にあったストーリーをこしらえて沖縄冬景色をアッピールしていって欲しい。物事は光の部分と影の部分で成り立っている、影があって印象が深まる。
那覇の冬は今日も雨だった
作詞 つばめのす
あなた尋ねて国際通り
夜の町に 三線が濡れる
初めて会った島唄ライブ
あの日のあなたは何故かナチカサン雨
ああ 那覇の冬は今日も雨が降る
あなたと歩いた美術館
曇り空に咲いた今帰仁の桜
今日は帰りたくないとすがり付く
あの日のあなたは首里のユクシぬ雨
ああ 那覇の冬は今日も雨が降る
一人思い出小連れて瀬長島
白い空に定期便が消えていく
島にはいないとの人のクチシバ
あの日からあなたは帰らぬナダぬ雨
ああ 那覇の冬は今日も雨が降る
この作品の著作権は作詞者に帰属します