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パスタの種類
スパゲッティはパスタの一つです。パスタはイタリア語で「麺類」と言う意味らしい。原材料は、小麦粉、水、塩、卵などが用いられる。その種類は600以上あると言われています。形状から大きく2種類に分けることが出来る。
ロングパスタ
スパゲッティ 直径1.4～1.9cm 長さ25cm前後 太い物は濃厚ソースに合い、細い物は軽いソースに合います。
フェットチーネとタリアッテレ よく似ているが発祥地が違うらしい。麺幅が5～10ｍｍ前後の平麺 クリームソースと合う。
バーミセリー 1.0～1.2ｍｍ スープパスタに合う。
ロングマカロニ 直径5～8ｍｍ 長さ25cm前後 グラタンや重いトマトソースと合う。
スペルチーニ 断面が三角形で捻じれている。ソースやドレッシングが絡まり易い。
ショートパスタ
マカロニ 日本で一番ポピュラーなショートパスタ。直径2～5ｍｍの穴あきでサラダやグラタンに使うのが多いです。
ペンネ 両端をペン先のようにカットしたショートパスタ 円筒形になっていて筒の中にソースが入りやすい。
ツイスト 縄状に捻ったショートパスタ。野菜やオリーブオイルであえて調理する。
カール 螺旋状に捻れたショートパスタ。ドレッシングやマヨネーズが絡まりやすい。
シェル 貝のような形をしたショートパスタ。幅10～20ｍｍが一般的です。
ソースの種類
トマトソース
ポモドーロ イタリア料理の基本となるソース。パスタと合わせてポモドリーノ。ニンニクとオリーブオイルを弱火にかけ、みじん切りのたまねぎをじっくり炒めホールトマトをジュースごと入れて煮込む。ローリエやバジルを入れると風味が良くなる。
アラビアータ ポモドーロに唐辛子を入れる。
ペスカトーレ トマトソースに魚介類を加えたもの。
ボンゴレ・ロッソ ワイン蒸ししたアサリを加える。
アマトリチャーナ トマトソースにベーコン、玉ねぎをくわえる。
オイルソース
オリーブオイルをベースにしたシンプルなソース。
ペペロンチーノ ニンニク、オリーブオイル、唐辛子をいれる。
ミートソース
ミートソース 牛肉、玉ねぎ、セロリ、人参などをトマトソースで煮込んだもの。
パスタの種類やソースの種類は、挙げれば他にもキリがない。リングイーネや平たい麺まで入れると、名前さえ出て来ない。パスタとパン、パスタとピザ、パスタとワイン、パスタとオリーブオイルと組み合わせは幾らでもある。男と女の組合せが幾らでもあるように。
パスタと女
男と女が商店街を歩いていた。間口の広い若い世代向けのカジュアル衣料品店の脇の細い階段を、二人は昇っていく。そこは下からは想像出来ない広さだった。若い女性たちで満員だった。二人は丁度空いたボックス席に座った。注文の品は直ぐ決まった。ハッピーセットだ、指定されたパスタのなかから一つ選び、パンが付いて後サラダとソフトドリンクが来てデザートも有る。これで１２００円、流行るはずだ。デザートのケーキを食べてコーヒーを飲んでいると、おんながぼっそと言った。
「うちの国では、家賃は月極デザート払わない」、どうするのと男が聞いた。女が「保証金を沢山払う。大家はそれを銀行に預けて金利で儲ける。うちの国金利高いから」、女が下手な日本語で答えた。「昨日母親と。電話で話したの、大家が保証金の値上げを言って来たらしい。話を飲まないと家を出なければいけない」それでいくら上げると言って来たと男が聞く。「800くらい」男は暫くして，三回に分けて８００万都合してやった。男は溜息をつきながら惚れた弱みかなと空を見上げた。
半年が過ぎそんなことも気にならなくなった頃、地下街にランチ時に行列のできる店があると女が言うので行ってみた。確かに行列が出来ている。二人で並んで店に入った。イタリアンレストランだった。女はランチセットを頼み男はグリーンパスタを注文した。
料理が来る前に女が口を開く。「母が歯が悪く入れ歯を入れなければならない。母の友達がインプラントにしなさいと言うらしい。母もそうしたいらしい」少しうまくなった日本語で言ってくる。男が渋々いくらぐらいかかるのと聞く。「１８０くらい」男はフォークをおとしかけた。まだ若い女に未練の有る男は、薄々騙されてるのかなと思いながらもお金を出してやった。でも男は思った。もう二度とこの女とパスタは食わないぞと。
スパゲッティ
作詞 つばめのす
スパゲッティーを茹でる湯気が
揺れる私の心みたい
この七分の間に決めよう
彼に電話するか しないか
彼の友だちがくれた電話番号
お前 アイツのこと 好きなんだろ
みんなで行ったUSJ
彼が トイレに 行っている間
どうして そう思うの
そりや 見てたら分かるわ
茹で上がるまでに決める
どうしよう どうしよう
いきなり電話したらおかしいかな
出てくれるかな
よし 電話しよう
その後 食べたペペロンチーノは
美味しかったけど ノンアルデンテ
ゆるゆるだった
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